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2020.10.20 |ブログ

「成長」について

今回は、ルイ先生が「成長」についてお話をしてくれました。
ルイ先生も、レジックスポーツの選手コースで活躍していました。引退後、レジックスポーツで体操の指導をしています。
自分の実体験で培ってきたことはとても信憑性があり、是非次世代の子供たちに伝えていってほしい事も沢山あります。
今回はその一部分ですが、読んで見てください。

こんにちは。

今回は「成長」についてお話をしたいと思います。
スポーツをする上で成長とは、出来なかった技が出来た!というものや、足が速くなった!筋肉がついた!など自信で気づける成長はもちろんありますが、スポーツをする上で成長するのは体だけでなく、心も成長しています!
今回は主に、心の成長についてお話したいと思います。

目次

色々な人と関わりながら身につく「成長」

コーチや同じ教室に通う友達と話ししたり、ライバルとお互いに高めあうことによりコミュニケーション力がつきます。
コミュニケーション力がつくことによって、自分が思っていること、伝えたいことが相手に伝えられるようになります。
それだけでなく、相手の気持ちを考えられるようになるため、思いやりのある優しい子になりやすい傾向にあります。
また、助け合いや譲り合いが出来るようになることも心の成長です。
例えば、夢中になっているおもちゃを‟貸して‟、と言われて素直に”いいよ”言える子や、泣いている子に”どうしたの?”と話しかけられる子は少ないと思います。集団行動が求められるスポーツ競技では、相手の気持ちを考える事が大切になってくるために、助け合いや譲り合いをする事が出来る様になります。

スポーツをする上で自然と身につく「成長」

心の成長は他に「勇気」「自信」「行動力」があります。
勇気・・・スポーツでは常に新しいことに挑戦する事が大切です。そのため、さまざまな物事に立ち向かう「勇気」が身につきます。
上手くいかないかもしれない、もしかしたら失敗するかもしれないという思いを抱えながらも挑戦する事や、友達に嫌われるかもしれないと思っても伝えるべきことを、伝えることも勇気の1つです。

自信・・・試合や練習を通して成功や失敗を経験します。成功の経験があることやコーチ、お父さんお母さんに褒められることによって「自信」がつきます。しかし、失敗を強く叱ったり、”出来て当たり前”のような言葉ばかり言ってしまうと自信はすぐになくなってしまいます。指導者として、些細なことでも褒めてあげることは決して忘れてはいけないことだと考えさせられます。

行動力・・・やってみたい!こうしたい!などの好奇心で、自分で考えて行うようになる「行動力」も身につきます。これも先ほど「自信」の時にお話ししたものと似ていて、子供の「やりたい!」を制限したり、ダメとばかり言えばどんどん行動力はなくなっていってしまいます。
もちろんダメなことはダメと言わなければいけません。ですので、やってはいけない理由を伝える事や、こっちにしたら?などアドバイスを与える事が大切です。

見る・聞く・実行することの3つの力の
「成長」

最後に、見る・聞く・実行する、についてお話します。
コーチや友達がやっているのを見る。話を静かに聞き、理解をする。言われたことを実行する。これだけ聞くと簡単そうですよね?
ですが、ただ見るだけ、聞くだけでは実行できません。どうやってやっているのか?どこにポイントをおいてやるのか?を考えて聞いていなければ実行に移せないのです。
どのスポーツでも必ずコーチがお手本や指示を出します。実行するには、見る・聞くことが基本となります。
スポーツをするだけに限らず、社会に出てからも見る・聞く・実行することは大切なことです。
ですので、幼い頃からこの3つの力をつけるにはスポーツをする事が最も近道だと思います。

まとめ

スポーツをして、ただ技術が成長するだけではありません。それは私が12年間器械体操を通じて実感しました。私自身、技術の成長より、心の成長の方が大きかったです。
相手の気持ちを考えることや和を乱さないこと。言われたことを聞き、それを実行すること。簡単そうにみえますが意外と難しいことで、器械体操を経験していなかったらこの心の成長はなかったと言えます。
決してスポーツをしないといけないというわけではありませんが、スポーツの経験がある子とそうでない子では、身体的・精神的に差が出てきてしまうと私は思います。
器械体操は競技の特性上、体が大きくなってから始めるのは難しいです。ですので、身体能力や運動能力がよく発達すると言われている3歳ごろ~12歳ごろのゴールデンエイジと呼ばれている時期に是非始めてみてはいかがでしょうか。

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