12月10日(木)~13日(日)まで群馬県高崎アリーナにて「第74回全日本体操個人総合選手権 兼 全日本体操種目別選手権大会」が行われました。
コロナ禍の中、感染防止対策を徹底して頂いた関係者方々の絶え間ない努力の中、やっと顔ぶれが揃う久々の大会となりました。
コロナで始まった今年、思うように練習が出来なかったり、大会が延期や中止となり目標を失いかけていたり、色々な苦悩のなか、自分の気持ちを奮い立たせて挑んだ大会。今年初めて顔を合わせた選手・コーチもいて、緊張と共に戦友と会えた喜び、この大会を開催して頂いた感謝など、様々な事で改めてスポーツは勇気と感動を与えるものだと感じました。
この大会にレジックスポーツより、笠原有彩選手・槇林 凜選手・牛奥小羽選手。またミキハウス/レジックスポーツより、寺本明日香選手が参加いたしました。
ミスが多かった大会となりましたが、色々な課題も明確になり、次へのステップに繋げる事が出来た大会ともなりました。
そんな中、種目別跳馬で牛奥選手が3位入賞する事が出来ました。
また、寺本選手は2月にアキレス腱断裂してからわずか10ヶ月で全日本という舞台に立つことが出来、また2日間合計8種目の演技をやり切ることが出来ました。
失敗はありましたが、この短期間で試合をやり切る力まで戻すことが出来た努力は価値のあるものだと思います。
それでも、悔しいと思える貪欲で強靭な気持ちに脱帽です。
もう2020年が終わろうとしています。また来年、応援よろしくお願い致します。
※撮影時のみマスクを外しています。